介護施設で必ず行われているのが、レクリエーション。
レクリエーションにはさまざまなものがあり、各施設ではスタッフが趣向を凝らして、利用者を楽しませています。
ボードゲームや塗り絵、しりとりなど、定番のレクリエーションは誰もが取り組みやすいのがメリットである一方、飽きやすいのがデメリットです。たまには一風変わったレクリエーションを提供して、利用者に楽しんでもらいましょう。
ゲーム性のあるレクリエーションは皆で盛り上がることができ、コミュニケーションにも役立ちます。ただ、毎日レクリエーションをしていると、だんだんネタ切れしてくるのはよくある話です。
もしネタが切れた場合に、ぜひ考えてみてほしいのが道具を駆使した遊びです。
道具を使うレクリエーションとしておすすめなのが、シュートゲームです。
シュートゲームとして人気なのが、点数を付けた箱を何個か並べ、利用者2人が一緒になってバスタオルの端を持ち、タオルの上にのせたボールを箱に入れるというゲームです。
近くの箱は低い得点にし、遠くの箱は高い得点にします。チーム戦にすることで、なおのこと盛り上がります。2人での共同作業という点がポイントと言えます。
さらに大勢で楽しめるのが、ジェスチャー伝達ゲームです。
グループを作り、ジェスチャーでお題を次の人に伝達していき、最終的に正解したグループが勝利するという内容です。他の人の動きによって笑いが湧き上がることもしばしばありますし、体も頭も使い、なおかつ勝つか負けるかのスリリングさもあるので、盛り上がります。
そして、足腰がしっかりしている利用者に適しているのが、お好み焼きゲームです。
紙で作ったお好み焼きをテーブルに並べ、30秒間、ヘラで何枚ひっくり返せるかを競い合います。
このようにゲーム性が強いレクリエーションであれば、誰もが抵抗感なく熱中して遊べるはずです。